■ 8月6日 平和記念式典
原爆投下から76年を迎え、広島平和記念公園で原爆死没者慰霊式と平和祈念式が行われました。
新型コロナウイルスの感染予防のため、出席者は例年の1割弱で、間隔を広くとって着席をしました。
式典は、8時から始まり、原爆被爆者名簿奉納、献花、原爆が投下された8時15分に、黙とう・平和の鐘、その後、平和宣言、平和への誓いと、約50分間、厳かに進められました。
松井広島市長による平和宣言では、
・被爆地広島は、被爆の実相を、「守り」、「広め」、「伝える」ことで、「平和文化」を振興し、為政者の政策転換を促す環境づくりを進めていく
・各国の為政者には、核軍縮を履行するとともに、核兵器禁止条約を有効に機能させるための議論に加わっていただきたい
・日本政府には、一刻も早く核兵器禁止条約の締約国となると共に、核兵器に頼らない安全保障への道筋を描ける環境を生み出すなど、核保有国と非核保有国の橋渡しを果たしていただきたい
等が述べられました。