子供議会

■10月23日(日)広島県子供議会

 広島県内在住の小学5年生から中学3年生までの35名による、子供議会が開催されました。

 午前中は、小グループに分かれて、子供議員と議員の交流を図る場が設けられました。高田は、生活福祉員会に属する5名の議員とともに、「くらし防災グループ」の6名の子供議員を迎え、質問コーナーなどを通して、お互いの理解促進を図りました。子供議員からは、「何故議員になろうと思ったのか?」、「議会などで発言するときには何に注意をしているか?」、「これまでに大失敗をしたことは無いか?」など、目を輝かせながら質問が出され、これに触発され各議員も、精一杯目線を合わせながら誠実な受け答えをしていました。1時間という短い時間でしたが、終始和やかにかつお互いにとって有意義な時間を過ごすことができました。

 午後からは、子供議員による模擬県議会が行われました。
 子供議員達は、これまでに、6つのグループに分かれ勉強会を行い、アイデアを出し合い、議論を行うことで、質問や提案をまとめており、その内容を県知事や県庁執行部の前で発表しました。各グループとテーマは以下。
①平和・観光グループ
 ・戦争の悲惨さを伝え、平和を実現する取組について
 ・観光がすごいことになる広島県について
②自然・環境グループ
 ・環境問題への理解と食品ロスの削減について
 ・CO2の削減について~電気自動車の普及について
 ・CO2の削減について~木材の再利用について
 ・鳥獣による農作物被害の防止について
③交通・防犯グループ
 ・安全・安心な通学の実現について
 ・犯罪防止に向けた環境づくりについて
④くらし・防災グループ
 ・災害への備えについて
 ・人にやさしい交通機関の実現について
⑤学校・教育グループ
 ・私立高等学校の学費について
 ・ICT機器の利用と学習サイトの開設について
⑥まちづくりグループ
 ・中山間地域の振興について
 ・若者に向けた広島県の魅力発信について

 どのグループの提案も、自分事として自分たちの言葉でまとめられており、迫力のあるものでした。この子供たちが大人になった時、「今よりももっともっと素敵な広島県をプレゼントできるよう、私たちは頑張らねば!」と改めて感じさせられました。