■ 8月21日(水)全国新人議員研修会@東京
全国都道府県議長会による、新任議員研修会が、砂防会館別館で行われました。
会場には、全国の新人議員約400人が一同に会し、熱気にあふれていました。
研修会の内容は以下。
(1)「二元代表制論を超えて」
金井 利之 氏 東京大学大学院法学政治学研究科教授
(2)「日本の地方財政と近年の地方税制改革」
関口 智 氏 立教大学大学院経済学研究科教授
(3)「議会の仕組みと運営」
内田 一夫 氏 前全国都道府県議会議長会事務局次長
何れの講演も非常にためになるものでしたが、中でも、「なるほど!」と心を打たれたのは、
・議員一人一人の調査能力には限界がある。
・一方で、県職員は知事の部下ではない。
・議員も県職員にアイデアを出してもらうなど協働することで、よりよい政策立案が可能になる。
と言う説明でした。
確かに、県職員さんは、夫々の専門領域については、議員一人の知識や能力を大幅に超えていると思います。
一方で議員の強みは、地元や地域に根差した、現場の声や考えを肌感覚として知っています。
双方の強みを合わせることで、より良い政策立案に繋げていきたいと思います。