総合防災訓練視察

■ 8月30日(火) 令和4年度総合防災訓練

 総合防災訓練は、国、県など多数の防災関係機関が連携・協同して訓練を実施することで、大規模災害時における防災関係機関相互の緊密な連絡協力体制を確立し、今後の災害対応に万全を図るために実施されます。

 今回の訓練は、「五日市断層を震源とする、最大震度6強の地震により、広島市において、複数の建物が倒壊し、多数の死傷者や行方不明者がいる」と言う想定で、西風新都広島市消防訓練場で行われました。

 参加機関は、陸上自衛隊、海上自衛隊、中四国管区警察局、広島県警、日本赤十字社、県立広島病院、広島県防災航空隊、広島市消防局、東広島市消防局、広島市消防団で、各機関が連携しながら、それぞれの任務を手際よくこなしていました。

 確かに、実際の災害時を想定すると、被災者の方たちなどパニック状態になるかもしれませんし、そうした中で整然と任務をこなしていくためには、日ごろからの個別の訓練に加えて、合同訓練が絶対に重要であることを痛感しました。

<現地対策本部の様子>

<広島県警のヘリコプターで、被災者を救助する様子>

<崩れた建物から陸上自衛隊、広島県警など協同で被災者を救助をする様子>

<広島市消防局が、土砂に埋まった車両を救助する様子>

2022年8月30日 | カテゴリー : 視察調査 | 投稿者 : wpmaster

自動車総連組織内議員研修会

■ 8月29日(日)自動車総連「2022年組織内議員研修会」

 自動車総連(全日本自動車産業労働組合連合会)は、自動車産業を構成する、メーカー、車体・部品、販売、輸送などの各業種で働く、約79万人の仲間が結集した産業別労働組合で、全国に約100人の組織内議員を有しています。

 そしてこの度、自動車総連が掲げる政策への理解をはかるため、組織内議員研修会が、東京高輪の自動車総連の会場および、リモートで実施されました。

 研修会は、①自動車総連会長挨拶、②顧問国会議員による国政報告、③自動車総連の掲げる全国的な政策推進・実現に向けた取り組み、④組織内地方議員の活動報告、⑤意見交換の順で行われました。

 この中で高田は、④で、全国の組織内地方議員を代表して、マツダ組織内議員の活動状況について報告しました。
主要メッセージは、
・マツダ組織内議員は、
・「私たちの仲間の誰一人、どんな企業も取り残してはいけない」と言う強い思いを持ちながら、
・皆で協力して組織的な動きを行うことで、
・政策立案の一翼を担うべく活動を行っている
ということで、
・自動車総連及び全国の組織内議員に連携強化を呼びかけました。

<東京会場の様子、左から、金子会長、並木事務局長、磯崎参議院議員、浜口参議院議員、高田>

<全国の組織内地方議員に、リモートで連携強化を呼びかけた>

2022年8月29日 | カテゴリー : 活動報告 | 投稿者 : wpmaster

来てみて乗ってみん祭

■ 8月21日(日)来てみて乗ってみん祭

 マツダの協力会社でつくる東友会協同組合が主催の「来てみて乗ってみん祭」がZoom-Zoomスタジアムコンコースで3年ぶりに開催されました。

 このイベントは、子どもたちに自動車の魅力を知ってもらおうとはじめられたもので、今回で21回目になります。実は高田自身も、2006年に「新型MPVの開発秘話説明」で出演したことがあり、とても懐かしく思いました。

 会場には、朝早くからたくさんの親子連れが訪れ、色々なイベントを楽しんでいました。なかでも、「ものづくりのたのしさを体験しよう!」のコーナーでは、プレスや鋳造の体験、ハンドスピナーの制作など、真剣に取り組む子供たちの眼差しが印象的でした。また、展示してあったレーシングカーに乗り込み、悦に入っている姿も微笑ましいものがありました。このようなイベントを通して、広島県の強みである「ものづくり」や「自動車」のすばらしさや大切さを多くの人たちに伝えることが重要だと感じました。

2022年8月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : wpmaster

常任委員会(生活福祉保健委員会)

■ 8月19日(金) 生活福祉保健委員会

 今回の委員会では、執行部より5件の説明資料と11件の配付資料の事前配布に加え、2件の当日配布資料が提出されました。これらに対して各委員から以下のような質問があり、執行部の答弁を求めました。
・新型コロナワクチンの小児接種について
・新型コロナウイルスの自宅療養者に対する支援物資の配布状況について
・自転車条例のパブリックコメントの実施結果について
・帯状疱疹の予防ワクチンについて

2022年8月19日 | カテゴリー : 常任委員会 | 投稿者 : wpmaster

原爆死没者慰霊式・平和祈念式

■ 8月6日 平和祈念式典

 原爆投下から77年を迎え、広島平和記念公園で原爆死没者慰霊式と平和祈念式が行われました。コロナ禍の影響で、出席者は通常よりは少ないものの、昨年に比べると約4倍の約3500人まで広げられました。

 

 式典は、例年通り8時から始まり、原爆被爆者名簿奉納、献花、原爆が投下された8時15分に、黙とう・平和の鐘、その後、平和宣言、平和への誓いと、約50分間、厳かに進められました。

 今年は、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発し、これまで核兵器廃絶を理想としていた人たちでさえ、核抑止論に傾き始めるなか、松井広島市長による平和宣言では、
・前の広島県被団協理事長の坪井直氏の「ネバーギブアップ」の精神を受け継ぎ、核兵器廃絶の実現を目指し続ける。
・日本政府には核兵器不拡散条約(NPT)再検討会議での橋渡し役を果たすと同時に、次回の核兵器禁止条約締約国会議に参加し、核兵器廃絶への動きを後押しすることを強く求める。
等が述べられました。

 これを受け、唯一の被爆国日本の、そして被爆地広島出身の岸田総理大臣がどのようなメッセージを発するか、大変に注目されました。

 そのような中、岸田総理は、「核兵器のない世界」に向け、核兵器不拡散条約(NPT)を重視する日本の立場を発信しつづけ、各国の建設的な対応を呼びかけていく旨の発言はあったものの、核兵器禁止条約締約国に関する言及はありませんでした。

 

マツダ組織内議員県外調査

■ 8月3日 地域公共交通計画に関する県外調査

 広島県においては、
・人口減少による利用者の減少による、事業者の収益悪化、行政負担の増加
・バスやタクシーの運転士不足をはじめとする供給面の課題の顕在化
・アフターコロナにおける、ライフスタイルの変化
などの実態を踏まえ、今後の持続可能な地域交通の維持・確保に向けて、令和5年度末までに「広島県地域公共交通ビジョン」を策定する計画になっています。

 このようなことから、これまでも着実な活動により成果を上げてこられたと同時に、「トヨタ」関連企業が集積する地域ならではの先進的な取り組みが行われているに違いないという仮説から、マツダ組織内議員6名で豊田市役所交通政策課に訪問し、今後の計画の概要などについて聴取しました。

 聴取の結果、特に興味深いと感じた点は以下。
・市が運行する「おいでんバス」などの運賃収入は、運行経費の1/3程度で残りは行政が負担している
・地域特性などに合わせて、多様な移動手段のミックスが必要であり、基幹交通エリアと生活交通エリアで、分けて考えている(表1)
・生活交通エリアでは、高齢化により「移動に困る人」が増加するため、地域の支えあいによる、「共助」と「公助」を組み合わせる(図1)
・共助の例として、「住民どうしのライドシェア」のようなことも考えられるが、法規制上の縛りがあるため、案件ごとに地域と市が協同して国との調整を行っている
・今後、先進的で環境に優れた技術展開にも積極的に取り組む計画であり、燃料電池バスや、自動運転なども取り組む

 これからも、広島県らしさを加味しながら、広島県の持続可能な地域交通の維持-確保に向けて、マツダ組織内議員一丸となって取り組んでいきます。

〈表1:豊田市における地域特性と移動手段の考え方〉

<図1:豊田市における、「共助」「公助」のイメージ>

2022年8月3日 | カテゴリー : 視察調査 | 投稿者 : wpmaster